医療費・支援制度

小児慢性特定疾病医療費助成を解説【2026年度版】

小児がん・慢性心疾患など対象疾病の18歳未満(継続の場合20歳未満)の子どもの医療費自己負担を軽減する国の助成制度。

小児慢性特定疾病って、どんな制度なの?

小児慢性特定疾病 月額自己負担上限額テーブル

佐藤
子どもが長期間の治療が必要な病気にかかったとき、医療費って家族にとって本当に大きな負担ですよね。「小児慢性特定疾病医療費助成」って制度があるって聞いたんですが、どんな制度ですか?
室谷
そうなんです。これは国が設けた医療費の助成制度で、小児がんや慢性心疾患など、長期にわたる治療が必要な子どもの家族を対象にしています。医療保険が適用された後の自己負担額が、所得に応じて決まった上限額を超えた分を助成してくれるんです。
佐藤
えっ、国が補助してくれるんですか!ちゃんとした法律に基づいた制度なんですか?
室谷
はい。児童福祉法の第6条の2に基づく制度です。2015年(平成27年)に現行の制度になり、それ以前の旧制度から大幅に拡充されました。運営は都道府県・指定都市・中核市・児童相談所設置市が担っています。
佐藤
なるほど。「小児慢性特定疾病」って聞くと難しそうですが、具体的にどんな病気が対象になるんですか?
室谷
16の疾患群にまたがっていて、令和7年(2025年)4月1日時点で1,000種類を超える疾病が指定されています。小児がん・慢性心疾患・慢性腎疾患・慢性呼吸器疾患・慢性血液疾患・免疫疾患・神経・筋疾患・代謝疾患・内分泌疾患・歯科口腔疾患・先天性奇形症候群・染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群・皮膚疾患・骨系統疾患・脈管系疾患・その他が含まれます。
佐藤
1,000種類以上!(笑)それはかなり広いですね。どんな疾病を対象とするかの基準はあるんですか?
室谷
4つの条件を全て満たす疾病が対象です。「慢性に経過する疾病であること」「生命を長期に脅かす疾病であること」「症状や治療が長期にわたって生活の質を低下させる疾病であること」「長期にわたって高額な医療費の負担が続く疾病であること」の4つですね。
佐藤
生命を脅かすような深刻な病気が対象なんですね。それじゃ申請手続きをする前に、まず対象かどうかを確認する必要がありますね。
室谷
そうです。小児慢性特定疾病情報センターのウェブサイトで疾患群別の一覧が公開されていますので、まずそこで確認してください。かかりつけ医に相談するのが一番確実ですよ。

誰が対象になるの?年齢の上限はある?

佐藤
対象者の条件について詳しく教えてもらえますか?「18歳未満」って聞いたんですが。
室谷
基本は満18歳未満の児童等が対象です。ただし、18歳に達した時点で医療受給者証を持っていて、引き続き治療が必要と認められる場合は、満20歳未満まで延長できます。これが大きなポイントで、「18歳になったら終わり」ではないんですよね。
佐藤
ほんとに?20歳まで延長できるなら高校卒業してからも助かりますね!でも、条件があるんですか?
室谷
重要な条件があります。18歳以降は認定期間が一度でも途切れると、再申請ができなくなるんです。だから更新の時期を絶対に逃さないようにしてほしいんですよね。
佐藤
えっ、それは怖いですね!更新の時期ってどうやって把握すればいいんですか?
室谷
医療受給者証の有効期間が満了する約4か月前に、都道府県から更新手続きの案内が送付されます。それを見逃さないように!ちゃんとアドレスが変わったときなどは住所変更の届出も忘れずに。
佐藤
住所変更の届出ですか。転勤とかで引越しがあったときにも要注意なんですね。
室谷
そうですね。都内から都外へ転出するとき、または都外から都内へ転入してきたときも、それぞれの自治体窓口への申請が必要になります。18歳以上で転入の場合は、転入前の医療受給者証の有効期間内でないと申請できないので、特に素早い行動が求められます。
佐藤
なるほど、転入・転出の際の手続きは急いでやらないといけないですね。自己負担の上限額について詳しく知りたいんですが。

自己負担はどれくらい?所得によって違うの?

佐藤
実際に医療費はどれくらい安くなるんですか?
室谷
所得に応じた月額自己負担上限額が設定されていて、その上限を超えた医療費(保険診療分)が助成されます。患者負担割合は2割です。
佐藤
所得によって上限が違うということは、所得の低い家庭ほど助かりますね。
室谷
その通りです。具体的にはこのようになっています。
所得区分 月額上限額(原則) 重症・高額長期の場合
生活保護世帯・血友病等 0円 0円
低所得1(非課税・年収82.65万円以下) 1,250円 500円
低所得2(非課税・年収82.65万円超) 2,500円 2,500円
一般所得1(課税額7.1万円未満) 5,000円 2,500円
一般所得2(課税額7.1万円以上25.1万円未満) 10,000円 5,000円
上位所得(課税額25.1万円以上) 15,000円 10,000円
佐藤
生活保護世帯は0円!それは本当に助かりますね。「重症患者認定」って何ですか?
室谷
重症患者認定というのは、①年間6回以上、月の医療費総額が5万円を超える「高額かつ長期」の場合、または②厚生労働大臣が定める重症患者基準に該当する場合、のいずれかで認定されます。認定されると自己負担上限額がさらに下がりますよ。
佐藤
月5万円超えが年6回以上って、かなり医療費が重い状況ですね。そういう家庭への配慮がちゃんとあるんですね。
室谷
さらに血友病等の方は自己負担が0円なので、大変な疾病を抱えるご家族への配慮がかなり手厚いんです。
佐藤
同じ世帯に複数の患者がいる場合はどうなるんですか?
室谷
同一の医療保険の世帯内に小児慢性特定疾病または難病医療費の助成を受けている方が複数いる場合は、自己負担上限額が世帯単位で按分されます。複数の患者がいても上限は最上位者の金額になるので、実質的に負担が軽くなるんですよ。
佐藤
ほー、それはきちんとした制度設計ですね。入院したときの食費はどうなるんですか?
室谷
入院時の食事療養費は自己負担分の1/2が助成されます。生活保護世帯や血友病等の場合は全額助成です。ただし、入院時食事療養費標準負担額はもともと助成の計算に含まれませんが、別途この半額助成があるということですね。
佐藤
食費まで助成されるんですね!申請の流れを次に教えてもらえますか?

申請の流れはどうなってるの?

小児慢性特定疾病医療費助成 申請フロー図

佐藤
申請ってどうやればいいんですか?難しそうですね。
室谷
大きく4つのステップがあります。
佐藤
60日も審査にかかるんですか?それは長いですね。
室谷
そうなんです(笑)。だから医療費助成が必要だと感じたら、なるべく早めに動き出すのが大事です。ちなみに受給者証は申請日から診断年月日に最長1か月(やむを得ない理由があれば3か月)遡って適用できるので、審査中に支払った医療費も後から返ってくる可能性があります。
佐藤
遡って適用できるんですね!それは知らなかった。申請が後になった分の医療費も取り戻せる可能性があるってことですよね。
室谷
はい。ただし遡及できるのは原則1か月なので、気づいたらすぐに申請することをおすすめします。

:::warning{title="注意: 18歳以降の更新は絶対に期限を守って!"} 18歳に達した後に認定期間が途切れると、以降の申請ができなくなります。有効期間満了の約4か月前に自治体から更新案内が届くので、必ず手続きを行ってください。やむを得ない理由がある場合でも、最長3か月以内の申請が必要です。 :::

佐藤
ありがとうございます。申請のタイミングは覚えました。必要書類はどんなものが必要ですか?

申請に必要な書類は?

佐藤
窓口に持っていく書類を事前に準備したいんですが、何が必要ですか?
室谷
基本的に必要な書類は以下のものです。
書類 備考
小児慢性特定疾病医療費支給認定申請書兼同意書 自治体のウェブサイトでダウンロード可
医療意見書 指定医が作成。疾病ごとに様式が異なる
世帯調書 世帯全員の状況を記載
マイナンバー確認書類 個人番号カードまたは住民票(マイナンバー記載)
医療保険証(写) 世帯の加入保険証
住民票 申請者・患児の分
佐藤
マイナンバーが必要なんですね。書類の提出は本人がやらないとダメですか?
室谷
代理人が提出する場合は委任状が必要です。18歳未満の場合は親権者(保護者)が申請者になります。被用者保険(会社の健康保険等)の場合は被保険者が申請者、国民健康保険の場合は世帯主が申請者になります。
佐藤
申請者の定義がちょっと複雑ですね。間違えないようにしないといけませんね。
室谷
そうなんですよ。特に両親が別々の保険に入っているケース、あるいは祖父母が世帯主になっているケースでは申請者の確認が必要です。迷ったら自治体窓口に事前に電話で確認するのが一番確実です。

:::pointbox{title="書類準備のポイント"}

  • 医療意見書は指定医への依頼が必要: かかりつけ医が指定医かどうかを事前確認。指定でない場合は指定医のいる病院への紹介状を依頼することも。
  • 自治体によって書類が異なる: 小児慢性特定疾病情報センターに各自治体窓口の一覧があるので、自分の自治体の必要書類を確認する。
  • マイナンバーカードがあるとスムーズ: 本人確認と番号確認が1枚で完結する。 :::
佐藤
重症患者認定とか、高額かつ長期の申請は別に必要なんですか?
室谷
月額自己負担上限額の特例措置を使いたい場合は、追加の書類が必要です。重症患者認定なら「重症患者認定申請書」、高額かつ長期なら「療養証明書」または「診療報酬明細書」などを添付します。制度を知らないと見落としやすいので、申請時に窓口で相談することをおすすめします。
佐藤
制度をフル活用するためには、特例措置もきちんと申請することが大事ですね。使える制度の情報については次で詳しく聞かせてもらえますか?

受給者証が手元に来たら、どう使うの?

佐藤
認定されて医療受給者証が届いたら、どうやって使うんですか?
室谷
受診の際に、医療機関の受付で医療受給者証を提示します。重要なのが認定された病名以外の治療にはこの受給者証は使えないというところです。受給者証に記載された病名の治療に限定されます。
佐藤
病名限定なんですね。かぜをひいても使えないってことですか?
室谷
そうです!かぜや骨折など、小児慢性特定疾病とは別の病気には使えません。ただし、東京都の場合は「マル乳医療証」「マル子医療証」「マル青医療証」などの自治体独自の医療費助成と併用できます。
佐藤
他の医療証とも併用できるんですか!ほんとに?
室谷
はい。ただし、両方持っている場合は小児慢性特定疾病の受給者証を優先して提示しなければなりません。マル乳等だけで精算すると、後から小児慢性の助成の還付請求ができなくなってしまうので要注意です。
佐藤
受付での提示の順番が大事なんですね。毎回確認が必要そうですね。
室谷
「自己負担上限額管理票」という書類も受給者証と一緒に管理します。月の自己負担額を病院・診療所・薬局・訪問看護ステーション別に記録していくもので、月の上限額を超えた分が証明できる仕組みです。
佐藤
管理票を自分で持ち歩いて管理するんですね。紛失しないように気をつけないといけませんね。
室谷
万が一紛失した場合は再交付申請ができますが、手間がかかります。デジタルカメラや携帯で写真を撮っておくのも良いと思いますよ。

:::pointbox{title="受給者証を受け取ったらすぐに確認すること"}

  • 認定病名の確認: 受給者証に記載された病名が主治医から説明された疾病と一致しているか確認する。
  • 有効期限の確認: 認定期間は原則1年。次回更新の期限をカレンダーに記録しておく。
  • 医療機関への通知: かかりつけの病院・診療所・薬局・訪問看護ステーション全てに受給者証を提示して制度の適用を確認する。 :::
佐藤
わかりました!更新は1年ごとなんですね。更新の手続きはどうやるんですか?
室谷
更新の場合も基本的に新規と同じ手続きが必要です。ただし、申請書類の一部は省略できる場合があります。期限の約4か月前に自治体から案内が届くので、それを機に書類の準備を始めましょう。最初にも言いましたが、18歳以上の場合は更新が途切れると次の申請ができなくなるので特に注意です。
佐藤
ありがとうございます!医療費以外にも支援はあるんですか?

医療費助成以外にも支援があるの?

佐藤
医療費助成以外にも、小児慢性特定疾病の子どもや家族を支援するものはあるんですか?
室谷
あります!「小児慢性特定疾病児童等自立支援事業」というのが都道府県・指定都市・中核市・児童相談所設置市で実施されています。医療費助成以外の生活面・就学・就労の支援も含まれます。
佐藤
生活面の支援もあるんですね。どんな支援なんですか?
室谷
相談支援(療養相談・自立に向けた個別相談)、情報提供(患者・家族向けの情報収集・提供)、就学・就労支援、患者団体への支援などが含まれます。地域によって内容は異なりますが、医療費だけじゃなくて生活全般のサポートがある点は重要です。
佐藤
患者団体への支援もあるんですね。同じ病気の子どもを持つ親同士がつながれる場もあるということですか?
室谷
そうです。小児慢性特定疾病情報センターのウェブサイトに患者団体の相談窓口一覧があります。同じ経験を持つ方々とつながることは、精神的な支えにもなりますよ。
佐藤
それは大事ですね。「日常生活用具の給付」というのもあると聞いたんですが。
室谷
はい。在宅療養中の患児で、日常生活に著しく支障がある場合、日常生活用具の給付事業が受けられる場合があります。対象となる用具の種類や給付の基準は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体窓口に確認してください。
佐藤
自治体窓口に相談するのが基本なんですね。では次は他の制度との関係について聞かせてください。

他の医療費助成制度との関係は?

佐藤
小児慢性特定疾病の助成制度と、他の医療費助成制度との関係も気になります。例えば「指定難病」との違いは?
室谷
指定難病は主に成人向けの制度ですが、小児慢性特定疾病は18歳(または20歳)未満が対象です。20歳になると小児慢性の助成が終了するので、指定難病の医療費助成に引き継げるかどうかを確認することが重要です。指定難病の医療費助成制度については別記事で詳しく解説しています。
佐藤
じゃあ20歳になるとき、同じ疾病が難病として認定されれば引き続き助成が受けられるんですね?
室谷
そうです。移行期医療の問題は重要で、小児慢性特定疾病情報センターでは「成人期医療への移行支援」の取り組みも行っています。主治医に20歳になる前から相談を始めることをおすすめします。
佐藤
前もって準備が必要ですね。高額な医療費が続く場合、高額療養費制度との兼ね合いはどうなりますか?
室谷
小児慢性特定疾病の医療費助成は、医療保険の自己負担分(高額療養費を適用した後の額)に対して適用されます。つまり、高額療養費制度を先に適用した後の残額に対して助成が行われます。また、高額医療・高額介護合算療養費制度との併用も可能です。
佐藤
重ねて使える制度があるんですね!医療費控除の確定申告はできますか?
室谷
医療費控除(確定申告)は、小児慢性特定疾病の助成を受けた後の実際に自己負担した金額を対象に適用できます。1年間の医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合、確定申告で税金が戻ってくる可能性があります。
佐藤
小児慢性の助成+高額療養費+医療費控除と、複数の制度を組み合わせることで負担をかなり減らせますね。
室谷
その通りです。ただ、各制度の申請窓口や手続きが異なるので、まず小児慢性特定疾病の担当窓口(都道府県等)に相談して、他に使える制度もまとめて確認することをおすすめします。

:::warning{title="移行期医療の準備は早めに!"} 18歳(20歳)以降は小児慢性特定疾病の助成が終了します。20歳を迎える前に、主治医に「この疾病は指定難病として継続申請できるか」を確認してください。「成人期医療への移行支援体制整備事業」を実施している都道府県への相談窓口もあります。 :::

類似する補助金との比較

佐藤
似た制度と比べると、小児慢性特定疾病の特徴がわかりやすいですね。
室谷
関連する主な制度と比較してみましょう。
制度 対象 自己負担上限額 主な違い
小児慢性特定疾病医療費助成 18歳未満(最大20歳未満)の特定疾病患者 月額1,250〜15,000円 小児・特定疾病に特化
指定難病の医療費助成 主に20歳以上の難病患者 月額2,500〜30,000円 成人向け、疾病種類が異なる
高額医療・高額介護合算 医療保険・介護保険加入者全般 年間56,000〜212万円 年間合算で還付
医療費控除(確定申告) 医療費を支払った全国民 税額控除(上限200万円) 確定申告が必要
佐藤
指定難病との違いは「年齢」と「対象疾病」なんですね。高額療養費や医療費控除は成人も含む幅広い制度で、小児慢性はその中でも特に子どもに手厚い制度ということですね。
室谷
まさにそうです。子どもの頃から重い疾病と向き合う家族への支援として、月数百円〜1万5,000円程度の上限額設定は、成人向けの難病制度より低く設定されています。

よくある質問

佐藤
最後によくある疑問を確認させてください。「審査で落ちることはあるんですか?」
室谷
あります。厚生労働大臣が定める「疾病の状態の程度(認定基準)」を満たしていない場合は不認定になることがあります。ただし、不認定の場合も審査会の判断に対して意見を申し出たり、再申請を検討したりできます。まず担当医にどの段階が足りなかったかを確認することが重要です。
佐藤
不認定になっても再申請できるんですね。「申請は誰でもできますか?」
室谷
18歳未満の場合は被保険者(会社員の健康保険なら被保険者である親)が申請者になります。ただし、単身赴任等で被保険者が子どもと同居していない場合は、患者と同居する保護者でも可能です。国民健康保険の場合は世帯主が申請者となります。
佐藤
マジですか、被保険者じゃないとダメなんですね。「申請中は医療費の助成はゼロなんですか?」
室谷
申請中は受給者証がないので、一旦医療費の全額自己負担(医療保険の自己負担分)となります。ただし認定後は、遡及適用(原則1か月、やむを得ない理由があれば3か月)で過払い分が返ってきます。支払いの記録や領収書はきちんと保管しておきましょう。
佐藤
領収書の保管が大事なんですね!ちなみに「指定医でない医師の病院に行った場合は?」
室谷
医療意見書を作成できるのは指定医だけですが、受診は指定医療機関であれば指定医でなくても大丈夫です。ただし、認定申請のための医療意見書を書いてもらう際は、かかりつけ医が指定医かどうかを確認する必要があります。指定医でない場合は、紹介状を書いてもらって指定医のいる病院を受診してもらうことが必要です。

基本情報まとめ

項目 内容
制度名 小児慢性特定疾病医療費助成
根拠法 児童福祉法第6条の2
対象者 18歳未満(条件付きで20歳未満まで)の小児慢性特定疾病患者
対象疾病 16疾患群・1,000種類以上
患者負担割合 2割
月額自己負担上限 1,250円〜15,000円(所得区分により変動)
食費助成 入院時食費の1/2(生活保護・血友病等は全額)
認定期間 原則1年(更新申請が必要)
申請窓口 都道府県・指定都市・中核市・児童相談所設置市
処理期間 約60日(東京都の場合)
公式情報 小児慢性特定疾病情報センター

:::pointbox{title="この制度を利用する際の重要ポイント"}

  • 早めに主治医に相談: 対象疾病か・指定医か・指定医療機関かを確認する
  • 申請は速やかに: 遡及適用は原則1か月なので、認定が必要と分かったら即行動
  • 更新期限を絶対守る: 特に18歳以降は更新が途切れると再申請不可
  • 複数の制度と組み合わせる: 高額療養費、医療費控除なども活用して医療費負担をさらに軽減
  • 自治体窓口に相談する: 必要書類・特例措置の詳細は自治体によって異なる :::
佐藤
室谷さん、今日は本当にわかりやすく教えてもらいました!お子さんの治療に向き合っているご家族に、ぜひ知ってほしい制度ですね。
室谷
そうですね。治療に専念できる環境を整えるために、使える制度は全て使ってほしいと思っています。わからないことがあれば、まず小児慢性特定疾病情報センターか、お住まいの自治体窓口に相談してみてください!

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、制度は改正される場合があります。最新の要件・金額は必ず上記の公式ページや窓口でご確認ください。